代表あいさつ

銀行取引を念頭に置いた財務経営で「潰れない会社づくり」を


EA総研は、富山県で唯一「四大金融(銀行/生保/損保/証券)」を網羅し、横展開で企業を支援できるコンサルティングサービスを提供します。

 

■代表挨拶

はじめまして。EA総研の代表を務めております、西友樹(にしゆうき)と申します。

EA総研とは、Educated Action=(教育を受けた者による実践、智慧に基づいた実践)を意味し、効果が実証された先達の智慧を学びを深め、さらに実践を通して体得していただきたいという願いを込めて名付けました。

さて、まずは私の経歴を紹介いたします。2013年に同志社大学を卒業後、旅行会社に入社し、25歳で外資系生命保険会社に転身しました。祖父が町工場から一代で大きな企業へ成長させた創業者であったことや、大学では数学科を専攻し、「金融」、「経済」、「数字計算」に強く興味関心を抱き、図書を読み漁り勉学中心の学生生活を送りました。また、学生時代の塾講師経験が功を奏したのでしょうか。「分かりやすく伝えること」、「分かりやすく表現すること」には今でも好評をいただいています。

保険営業に転身してからは、個人世帯に基盤を置くリテール営業が中心でしたが、商談を進めれば進めるほどに、個人は収入(企業でいう売上高/もしくは粗利)の決定権が勤め先にある為、資産形成、リスク管理には限度があることを思い知りました。

課題を根本的に解決する手段はどこにあるのだろうか、と模索していた時に出会ったのが、中小企業支援者の道でした。

一般的に中小企業を支援する立場にあると言われる税理士(全国に8万人いるそうです)ですが、彼らの独占業務は正しい税金の計算です。少々厳しい言い方をすれば、中小企業を「顧客」にはしていますが「支援」している人は少ないでしょう。私の知り合いの会計士さんの中にはMAS監査を通して経営支援される方もいらっしゃるので、全員がそうでないことはもちろん存じ上げています。

銀行員、中小企業診断士、私と同業の生命保険営業も同じです。中小企業を顧客に持つビジネスモデルではありますが、支援をしているとは限りません。

中小企業が正しく発展するとどうなるでしょう。

売上が伸び、利益が増えれば、役員報酬も従業員給与も上げられます。所得の分配が起こり、消費が増え、納税額も増加し、社会福祉も充実するかもしれません。それだけではありません。アフターコロナの現代において、御社の発展は取引先の発展に繋がります。御社の提供サービスの質が向上し、今よりもっと住みよい社会が実現するかもしれません。所得が上がれば、子どもが受けられる教育の質も上がります。

このように、資本主義経済下における中小企業の発展は、「無限大の可能性」を秘めていることに、経営者の皆様方には気が付いていただいたいと切に願っています。

金融保険営業マンだった私は、中小企業を伴走支援する道を選ぶことを決意し、保険営業の仕事をしながら毎日、「財務」「簿記・会計」「銀行融資」等々、、、猛勉強の日々が始まったのです。(生命保険営業は継続しています)

■中小企業が置かれている状況

一方、日本の中小企業も苦難の道を歩んでいるのは承知の通りでしょう。あるデータでは日本の中小企業の赤字率は70%。また、倒産企業の48%は黒字だと言われます。

更に、中小企業の三重苦を耳にされたことはありますでしょうか。

①ウクライナ紛争による資材の高騰が招く、固定費の増加と利益の圧迫。②コロナ融資の据置期間が終了し、苦しい資金繰りの開始。少子化に拍車がかかり、人材不足の常態化。

このような環境下において、中小企業経営者は、「資金調達したいときにいつでもできる状態」を作り上げていく必要があります。雑駁な表現を借りるならば、「いつでもお金を引っ張ってこれる経営状態」を創り上げることが急務なのです。

中小企業経営継続の生命線は、「経営が苦しい時に、銀行から融資を受けられる状態を作っておけるか否か」にあります。こんな経験はありませんか?

✅「多分OKですよ」と言われていたのに、土壇場になって融資が下りなかった・・・。

✅返済のリスケをお願いしたら、担当者の態度が豹変した・・・。

✅「借りてください」と言われたから借りたのに、会社の調子が悪くなったとたん、資金を引きあげられた・・・。

✅銀行員の見下した態度には腹が立つけど、お金を貸してもらうためには頭を下げるしかない・・・。

これは多くの中小企業経営者が、銀行との取引で経験したことのあるやり取りの一例であり、もしかしたらあなたも同じような経験をしたことがあるかもしれません。

確かに、中小企業にとって銀行融資は生命線の一つです。でも、だからといって銀行の言いなりになっていたところで、いざというときに銀行があなたの会社を守ってくれるとは限りませんし、ヘタをしたら潰されることだってありうるのです。

とりわけ、景気の悪化や市場競争の激化によって、これから銀行は生き残りをかけてなりふり構わない手段に出る可能すらあるでしょう。そして、彼らから会社や従業員を守る為には、中小企業は「銀行と対等に付き合う術」を身に付ける必要があるのです。

■平成時代は昭和時代の延長。令和時代は本質の時代。

令和に移り、昭和から平成にかけて取り組んできた経営スタイルが通用しなくなる時代が到来しています。令和の7年目に突入し、すでに経営者が経営管理するための体制構築及び未来経営の見地から経営計画の策定、資金繰り管理、毎月の損益と資金の振り返りができるようにならないと、事業継続が困難になってきました。

この当たり前のことを取り組めていない中小企業が実は90%。つまり、ほとんどの企業が該当することになります。令和の新しい時代を乗り切る場合は、当たり前のことを取り組んでいくことが定石になるでしょう。

EA総研では、「銀行取引×管理会計」を融合した中小企業にぴったりと合致した形のコンサルティングサービスを提供しています。私の代表挨拶をご覧いただき、銀行取引に不安がある、資金調達を円滑にしたい、資金繰りを改善したい、根拠のある経営計画を策定できるようになりたい、連帯保証人や不動産担保の解除を希望される場合は、お気楽にお問い合わせください。

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