定期積金がいつの間にか保全の手段となる
定期積金に特に力を入れているのは、信用金庫・信用組合ですね。定期積金は満期になるまで毎月一定の金額を積み立てて、普通預金よりも高い利率の給付補填金(定期積金の場合、利息という表現は使いません)を受け取るものです。満期になった定期積金はそれを払い戻ししなければ預金としては使えず、満期後は普通預
定期積金に特に力を入れているのは、信用金庫・信用組合ですね。定期積金は満期になるまで毎月一定の金額を積み立てて、普通預金よりも高い利率の給付補填金(定期積金の場合、利息という表現は使いません)を受け取るものです。満期になった定期積金はそれを払い戻ししなければ預金としては使えず、満期後は普通預
定期預金も、不動産と同様に、融資の担保として銀行に入れることができます。定期預金を担保に入れるとその通帳や証書の現物は銀行に保管するため、手元にない場合は担保となっている可能性が高いと言えるでしょう。定期預金が担保になっている場合は、銀行はその定期預金を解約してそのまま融資返済の一部に充てな
多くの企業は融資を受けている銀行で、定期預金を設けていますよね。例えばAという銀行で融資残高が1億円あり、一方で定期預金を5000万円している場合を想定してみます。この企業は、実質的な融資残高は、1億円ではなく、1億円ー5000万円=5000万円となります。仮に金利2%で借りていた場合、融資
「債務者区分」とは、金融機関の自己査定の過程において、借り手の財務状況、資金繰り、収益力等により、当人の返済能力を判定し、借り手を「正常先」「要注意先(要注意先はさらにその他要注意先、要管理先に区分)」「破綻懸念先」「実質破綻先」及び「破綻先」に区分されます。債務者区分に関しては、金融庁のHPで
「金融機関担当者は決算書を読むことができる」とお思いの経営者も多いことと思いますが、実は、金融機関担当者は決算書が読めない人が少なくないそうです。「見る」ことはできるでしょう。しかしながら、そこから企業の実態を「読む」ことができないのです。決算書とは、企業が1年を通してどのように資金調達を行い、
資金繰り表、聞いたことはある経営者も多いことと思いますが、そもそも資金繰り表とはなんでしょうか。そして、なんのために作成するのでしょうか。ここで経営者に質問をさせていただきます。『会社の維持・継続・存続のために最も重要なことは何だと思いますか?』ある方は売上とお答えされるかもしれませ
にし総研では、財務分析と称して企業の財務内容の健康診断をしています。財務分析というと、「いらないよ、そんなの」と怪訝な顔をなさる経営者様がいらっしゃいますが、とんでもございません。経営は、旅のようなもの。スムーズで快適な旅をされたいのならば、目的地をしっかりと定めて、それに向かって行き方
経営者の連帯保証債務・・・。こちらは多くの経営者が「外したい!」と切望されておられることでしょう。いわゆる「経営者保証」には、銀行への規律付けや資金調達の円滑化に寄与する面がある一方、経営者による思い切った事業展開や早期の事業再生、円滑な事業承継を妨げる要因になっていると、昔から指摘がありました