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金融機関が企業を評価するポイント②債務者区分を理解する

「債務者区分」とは、金融機関の自己査定の過程において、借り手の財務状況、資金繰り、収益力等により、当人の返済能力を判定し、借り手を「正常先」「要注意先(要注意先はさらにその他要注意先、要管理先に区分)」「破綻懸念先」「実質破綻先」及び「破綻先」に区分されます。債務者区分に関しては、金融庁のHPで

金融機関が企業を評価するポイント①銀行視点の決算書の見方

「金融機関担当者は決算書を読むことができる」とお思いの経営者も多いことと思いますが、実は、金融機関担当者は決算書が読めない人が少なくないそうです。「見る」ことはできるでしょう。しかしながら、そこから企業の実態を「読む」ことができないのです。決算書とは、企業が1年を通してどのように資金調達を行い、

資金繰り表の存在意義

資金繰り表、聞いたことはある経営者も多いことと思いますが、そもそも資金繰り表とはなんでしょうか。そして、なんのために作成するのでしょうか。ここで経営者に質問をさせていただきます。『会社の維持・継続・存続のために最も重要なことは何だと思いますか?』ある方は売上とお答えされるかもしれませ

財務分析とは現状分析

にし総研では、財務分析と称して企業の財務内容の健康診断をしています。財務分析というと、「いらないよ、そんなの」と怪訝な顔をなさる経営者様がいらっしゃいますが、とんでもございません。経営は、旅のようなもの。スムーズで快適な旅をされたいのならば、目的地をしっかりと定めて、それに向かって行き方

経営者の連帯保証債務を外すには

経営者の連帯保証債務・・・。こちらは多くの経営者が「外したい!」と切望されておられることでしょう。いわゆる「経営者保証」には、銀行への規律付けや資金調達の円滑化に寄与する面がある一方、経営者による思い切った事業展開や早期の事業再生、円滑な事業承継を妨げる要因になっていると、昔から指摘がありました

銀行というビジネスモデルを知っておく

融資を受ける際に、銀行とはどのようなビジネスなのかを知っておくのは非常に大切です。敵を知り、己を知らば、百戦危うからず。孫子の兵法です。銀行は、敵ではありませんけれどね。でも、相手のことを知っておくのは非常~~に大切です。さて、銀行は第三者からお金を集めて、そのお金を運用しています。集め

経営理念の役割

事業計画書を書く際には、まず、経営理念を明らかにする必要があります。経営理念とは、社会にどうやって貢献するかを明らかにしたマニフェスト、企業が社会の中で果たすべき使命を記述した宣言です。もっと簡潔に言うならば、企業の存在意義です。あなたは、企業活動を通じて、従業員と共に、何を成し遂げたい

借りたお金は何で返すのでしょう?

さあ、今日は借りたお金は何のお金で返すのか?について考えてみましょう!お金は、お金でしょうって思われるかもしれませんが、銀行員は、ここばーーっちり見ていますよ。いわゆる「返済原資」ですね。これも貸した側になって考えてみましょう。あなたがお金を貸す側だった場合、何を知りたいですか?そう

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