『がまんしない医者の食卓』内海聡著

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内海聡(うつみ さとる)氏と言えば、私に食の大切さを教えてくれただけでなく、医療や生き方についてまでも多大なる示唆を与えてくださったお医者さんです。

彼について少々紹介すると、薬害や医原病(医療が原因の病気)についての専門家であり、断薬クリニックを運営されておられます。

ワクチンや食事について危惧するお母さん方のために幼稚園も運営し、食や医療や児童福祉問題に関する本を何十冊も出版し、更には「このままの活動では世の中はよくならない。政治なんて大嫌いだったけれど、もっと地に足着いた活動をしなければ」との思いで日本母親連盟という市民団体まで発足されています。

児童相談所の問題提起を行い厚生省及び法務省に要望書を提出し記者会見を開いたり、全国各地で食や医療に関する講演会をして周り、良識あるジャーナリストと交流し情報を発信し、更には生活を改善するための食や水を販売したりもする・・・。

ここまで書くと、かなりすごい人のように見えるのですが、実は彼は・・・・

世間からと~~~~っても嫌われています。笑

もちろん私は大好きですし、多大なる影響を受けたのですが、西洋医学の9割を否定する「医学不要論」なるものを執筆していますから少なくとも医療業界からは多大に嫌われ、医学界の反逆児と呼ばれているんだとか。

しかも彼のスタイルは、医学界を否定するだけでなく、我々一般人の食生活や生き方についても厳しく批判しているので、嫌われちゃうんですね。

まあ私も彼の理論の一端に触れた者として分からんでもないのですが、彼の中にある理論支柱や思いは、かなり深淵で愛が深いですから、そこを分かる人には彼の存在は偉大だと思いますよ。

真の意味での健康や正しい生き方について考え、情報を発信しているからこそ、医学界から四面楚歌になることが容易に想像できる「医学不要論」なるものを執筆できるわけですし、食や医療についての啓蒙活動も継続できているのだとそう思います。

だって、偉ぶりたいだけなら、これだけ嫌われる手法を選ぶ必要だってありませんから。

だから、口はすこぶる悪いですが、根底には私たちへの優しさを感じちゃうんですよね。

私が自分の食生活を改めたキッカケも彼であり、彼から学んだからこそ自分の今までの生活を反省することができ、コンビニ食当たり前だった私が新たな一歩を踏み出そうとそう思えたわけなのです。

そこで今回は私の食改善のキッカケともなった内海氏の本を紹介しようと考えたのですが、彼の思想や哲学は私たちに(精神的に)かなりの厳しさを要求するものなので、比較的読みやすい本を選びました。

本書は彼の他の著書と読み比べると、かなり優しく慈愛溢れた文章で書かれているのでオカシイな~と思っていたのですが、文面作成はほかの人にお任せしていたそうです。笑

今の私はその厳しささえもエンターテイメントに楽しめているので問題ないのですが、最初からインパクトが大きすぎると多くの人は拒否反応が起きたりするものです。

でね、この本には、内海氏の食についての具体的な考察や方法論、そして彼の実際の食事メニューが写真付きで掲載されているのですが、これが結構いい本なのですよ。

例えば、添加物、甘味料、砂糖、電子レンジ、農薬野菜、スーパーのお肉が、いかに”ヤバい”のかを感情論抜きで正しく教えてくれますし、その考え方も分かります。

こんなのを平気で食べてれば、そりゃ病気にもなると理屈抜きで分かりますよ。

彼は「何を食べるかではなく、何を食べないか」という明確な行動基準を教えてくれたので、実際の行動にも移しやすいですしね。

「あぁ、これさえ食べなければ大丈夫なんだ」って気が軽くなります。

糖質制限やヴィーガン的な食事法では一切なく、人それぞれ体のつくりも違うのだから基本は雑食でOKと言ってくれていますしね。

そして何より一番役に立ったのが、内海氏の家の食卓メニューを見れたことでした。

その写真が、と~~~っても美味しそうだったのですよ!

美味しそうなジビエのステーキ、春野菜の和え物、生カキ、サラダ、パスタなど、写真付きで掲載されています。

この写真を通して、「食は、美味しい・楽しいが大前提」ということをハッキリと教わりました。

というのも、彼から食に対する理論支柱を学んだのはこの本に出会うよりずっと前だったのですが、「何を食べないか」を意識しすぎたせいで、「美味しさ」や「楽しさ」といった観点をすっかり忘れてしまっていました。

まああらゆる行動における初期衝動としてはある程度仕方のなかったのかもしれませんが、「美味しい!」と自分が感動することを忘れ、とにかく上記に記載した「いわゆる社会毒」を排除することばかり考えていたんです。

そんなことばかり考えていると、食事が楽しくなくなっちゃうんですよね~。

ちょっとした強迫観念に近いものがあったのかもしれませんし、周囲からも「そんなことしていて楽しいか?」と思われていたかもしれません。

でもね、この本を読んで、「食材にさえ気を付けて後は美味しい料理を愉しめばいいのだ!」と腹落ちしてから私の食への取り組み方もかなり肩の力が抜けるようになりました。

私はあまり料理が得意な方ではありませんし、そもそもバリエーションはあまり持ち合わせていないのですが、それでも食を愉しむ考え方が備わったように思います。

まあ、肉を焼いたり、野菜を炒めたりと、内海氏のようなソテーや和え物のような気の利いたメニューはまだまだ作れていません。笑

「食は見た目から」なんて言いますが、その視点で言えばまだまだ修行僧のレベルです。

とは言え、食材に調味料を気を配るだけでも、そもそも食事は「美味しくて楽しい」ものなのですよね~。

食事を愉しむという視点を私に教えてくれたこの本には非常に感謝していますし、それに一般人の私が言うよりも医師免許を持った方からの言葉の方が説得力も増すでしょうしね。

それにこの本を読めば、なぜ現代人の我々が病気になってしまうのかも、理論と感覚でちゃんと分かります。「へぇ~。こんなのを平気で食べてれば、そりゃ病気にもなるわな~・・・。」と思いますから。

この手の問題について知ってしまった以上、私は保険の売り人として、「食への無関心は、あってはならない」と反省し、私ができる限りでの実践と、それらを発信していこうと考えたのです。

食事をしない人なんていない以上、伝え方は本当に難しいんですけれどね。

言いすぎると「ウザい!」になっちゃうし、言わないと「自分だけ良い思いすればいいのか?」という自責の念にも駆られちゃいますし、落としどころを見つけるのが難しく今も藻掻いています。

でも、「自分さえ助かればいいなんてのは、必ず後からしっぺ返しがくる」と内海氏も口を酸っぱく何度も言っていますからその言葉に毎度勇気をもらっています。(こんなにも愛ある言葉を口にする内海氏が嫌われる理由がよく分からないのですが)

この”気付き”が大事なのですよ。全ての学びは”気付き”からスタートしますから。

食事を本当の意味で楽しむために、この本はかなり役に立ちますから是非読んでみてください。

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