ノーロードインデックスファンドの創始者ジョン・C・ボーグル著の「インデックスファンドの時代」より、いくつか言葉を紹介します。
つみたてNISAやiDeCo、保険による資産形成のお役立てになれば幸いです。
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「投資というものは信念に基づく行為である。それは企業の経営者が高い収益率を生むように最大限努力することを信じて(少なくともそう期待して)、自分の資本を預けることを意味する。我々が企業の株式や債券を購入することは、アメリカ経済と資本市場の長期的な成功が将来も続くという信頼を表明することである。」
「投資期間の長さを過小評価してはならない。」
「長期投資について議論する場合、株式や債券の長期的なリターンの平均値をよりどころにすることが多い。しかし、過去の平均値を使用する際には変動率が小さく示される傾向があることに注意する。」
「まだ長期投資の考え方を実践している人は少ないが、それを驚くほど簡単にやり遂げることができる。(中略)ファンド選択のカギは、投資家がコントロールできない将来のリターンに対してではなく、コントロール可能なリスク、コスト、時間に焦点を当てることである。」
「まず投資すべしー最も大きなリスクは、短期の価格変動のリスクではなく、豊富なリターンが得られる長期投資に資金を投入する機会を逸するリスクである」
「時間は味方ーできるだけ多くの時間をかけること。たとえ少額でも良いから20代から投資を始め、ずっと続けるべきだ。苦しくても少しずつ投資し続ければ、時を経るにつれてやがて習慣になる。複利運用の効果はまさに奇跡的である。」
「衝動は敵ー投資に関しては感情を取り除かなければならない。将来のリターンについて合理的な期待を持ち、季節が変わってもその期待を変えてはいけない。寒く暗い冬もいつかは明るく豊かな春に道を譲るのである。」
「簡単な計算ー投資コストをこんとろーるしなければならない。ネットのリターンはグロスのリターンはからコストを引いたものに等しい。コストが低ければそれだけ有利である。」
「単純であれー投資プロセスを複雑にしてはいけない。投資の基本は単純さにあり、株式、債券およびキャッシュへの賢明な資産配分、良質の証券を多く組み入れたオーソドックスなファンドの選択、リスク、リターンそしてコスト(これを忘れてはいけない)の注意深いバランスである。
「完走すべしーたとえ何が起きようとも、一度決めたプログラムを守り通すべきである。私は「完走しなさい」と何千回も、いつも本気で言ってきた。これこそが私が示すことが出来る最も重要な投資の知恵である。」
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含蓄のある言葉の数々です!ご参考にされてください♪
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