投資の第一条件

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本多静六氏の著書「私の財産告白」から引用しながら、投資について考えてみたいと思います。

本多静六氏と言えば、苦学にして東大教授となり、「月給4分の1天引き法」という投資手法で巨万の富を築いた、林学者・造園家、株式投資家です。

日本の公園の父、とも呼ばれているそうですよ!

相当、この物質世界でもやり上げられた方の一人だと推察できます。そんな彼の代表著作がこの「私の財産告白」ですよね。

そんな彼の著作からの引用です!

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投資の第一条件は安全確実である。

しかしながら、絶対安全をのみ期していては、いかなる投資にも、手も足も出ない。だから、絶対安全から比較的安全、というところまで歩み寄らねばならぬ。

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日本を代表する投資家は、「投資の第一条件が安心確実である」と仰っています。

現代は、投資に対する楽観論が非常~~に多いなぁと思います。

この楽観論は、買い手だけでなく、売り手も同様です。保険商品の中に投資信託で運用する商品がありますから、周囲を見ながら身をもってそう感じます。

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いまここに、長い過去をかえりみて、世の中には、あまりにも多くの虚偽と欺瞞と御体裁が満ちているのに驚かされる。

私とてもまたその世界に生きてきた偽善生活者の一人で、いまさらながら慚愧(ざんぎ)の感が深い。

しかし、人間も85年の甲羅を経たとなると、そうそううそいつわりの世の中に同調ばかりもしていられない。

偽善ないし偽悪の面をかなぐり捨てて、真実を語り、「本当のハナシ」を話さなければならない。

これが世のため、人のためでもあり、またわれわれ老人相応の役目でもあると考える。

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いや~~、とても含蓄のある言葉ですね!

核家族化が進み、人生の大先輩である年配者の意見を聞ける機会が激減したのはとても寂しいことです。

金融マンとして、本多静六氏の仰る、「あまりに多くの虚偽と欺瞞と御体裁」に振り回されないためのお手伝いをさせていただきたい、そう思っています。

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金融の実務を通じて人格を磨き、国家の中堅人財であることを自覚し、「物心ともに調和のとれた社会育成」のお手伝いをさせていただきます。