子どものテストの点数を上げるのは、結構カンタン!

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 先日、同僚の娘ちゃんのお勉強を見てました。

 この子は5年生の頃から知っていて、今は中学1年生です。

 小学生のころから本を読んでいて、普段もとっても明るくてめちゃくちゃいい子です。

 中学生になり、勉強に苦心していると聞いてたま~に勉強を見ています。

 私は京都で大学生だったときに、3年ほど個別指導塾の講師をやっていたので、教えるのは比較的得意だし、好きです。

 手前味噌になりますが、こう見えて、結構人気講師だったのですよ。笑

 担当していない生徒からの質問もよく受けていたし、私の体験授業を受けた生徒が「西さんじゃないとイヤだ」と言ってくれたりしました。

 大学を卒業する間近に体験授業をした生徒には、「西さんが居なくなるんなら、この塾には行かない」と言ってもらえました。

 卒業する時に生徒からもらった寄せ書きの1つに、「俺の人生の知って得したことの8割は、西さんから教わりました」となんとも大それた言葉をいただけたときは、何とも嬉しかったなぁ。

 さすがに、大風呂敷を広げすぎだよ!と思い照れ笑いしましたが。笑

 でも、とってもかわいらしい表現で、素直な気持ちが伝わってきてとってもいい思い出なのです。

 でもね~、生徒からそう言ってもらえるようになるまでには結構時間がかかったんですよね~。

 この意味がちゃんと伝わるか分からないんですが、私、「勉強が全く分からない!」となった経験ってないんですよ。

 もちろん成績が下がった経験はありますよ。

 でも、「ちんぷんかんぷん!」「何が分からないかも分からない!」といった経験はありません。

 だから塾講師を始めた頃は、「何もかも勉強がさっぱり分からない」という生徒の気持ちが分からなかったのです。

 これ、塾講師としては結構致命傷です。

 それなのに、「俺が教えれば生徒の成績はどんどん上がるぜ!」なんて驕った考えを持ってました。

 だから、私が教えている時に生徒が頷くのを見て、「あぁ、分かってくれている」という勘違いをしていたのです。

 それが勘違いだと分かったのが、、、

 そう、生徒が受けた学校のテストが返ってきた時ですよ。

 「え~!全く上がってないじゃん!むしろ点数下がってるじゃん!」

 正直、驚きというか中々のショックでした。

 「授業中はあんなに生徒は頷いて、しかも宿題も真面目にやってきてるのに・・・」

 でもね、後から気づきましたが、私がやっていたのは「授業」ではなく、「単なる解説」だったんですよね。

 「文章にこう書いてあるから、こうすれば式が立てられて、この式を計算すれば答えが出るでしょう」

 みたいな、なんともお粗末な「解説」だったのです。

 解説して成績が上がるのなら、誰も苦労しないのにねえ。

 生徒が頷く=生徒が理解してくれている

 宿題が満点=授業を理解している

 と早合点していたのです。

 宿題だって、答えを見れば簡単に満点取れるのに、そこを一つも疑っていなかったんですよ。

 自分が学生の時だって答えを見ていたくせに。笑

 そういったことに気付いてから少しずつ、少しずつですが「生徒の立場になって考える」ことの重要性が分かってきました。

 逆に私自身がなぜ、勉強することに面白みを感じていたのかも再確認できました。

 私が勉強が好きだったのも、「勉強の面白さ」を教えてくれる先生との出会いのおかげです。

 それがなかったら「勉強なんておもんない!」と一蹴していたかもしれませんが運よくそんな素敵な先生と要所要所で出会ってきたおかげで勉強へのモチベーションを維持できたのです。

 それをね~、「俺は頭がいいんだ!」なんて少しでも思っていた自分の浅ましさときたら、、、

 やれやれです。

 今の私は、生徒の点数が上がるかどうかは「上手で分かり易い授業」よりも「勉強を好きになる授業」の方が大切だと思っています。

 要は、勉強が「嫌い」で「ツマラナイ」からやらないだけなんですよね。

 生徒が勉強を好きにさえなれば、自分で勉強するようになるし、自然と成績は上がります。

 そういう意味では、生徒の成績を上げるのは結構カンタンなんです。

 好きになる授業=上手で分かり易い授業

 ではないところが、この教育業界の面白くユニークなところです。

 だから有名塾業界には、個性的でエンターテイメント性溢れる先生が沢山いらっしゃるのだと思います。

 それは表面的な、視覚に訴える面白さだけではなく、知的好奇心も一緒に教えてくれるような、そんな先生です。

 私の高校時代の数学の恩師もそうでしたし、私が好きな塾講師(お会いしたことはないけれど)の英語の関正生先生や日本史の竹内睦泰もまさにそんな先生です。

 何より自分が担当する学問を愛していて、分かり易いだけではなく、勉強の面白さまでを教えてくれる、ステキな方ばかり。

 だから私の授業は、彼らの言い回しをよくパクっていました。笑

 自分で参考書を買って、DVDを買ったりしてよく研究したものです。

 関先生がよくおっしゃる「a と theの違い」「松尾芭蕉の句に見る日本語文化と英語圏文化の違い」なんかは、体験授業の最初の生徒に話していました。

 これを喋ると、多くの生徒が目を見開いてワクワクしながら聞いてくれます。

 生徒からすれば先生から教わらない話だし、「西先生、すごいタメになることを教えてくれそう」となるので、その後の授業もしっかり聞いてくれるようになりました。

 その同僚の娘ちゃんにもそんな話をして、勉強好感度を上げられるよう努力しています。

 富山県は中学1年生のうちは内申点が受験の結果に左右されないので、今のうちに勉強への嫌悪感を出来るだけ排除して楽しさ・面白さを身に着けてほしいなと思っているのです。

 もちろん勉強や学歴だけが全てではないでしょうけれども、まあ、今の日本の教育がこんなだから、勉強はある程度できたほうが楽しく学校生活を過ごせるものです。

 それに勉強が出来て「選択肢」は増えることはあっても減ることはありませんもんね。

 学ぶことの楽しさ、知ることの面白さが、そしてその先にある学問が持つ荘厳な世界まで、少しでも伝わってくれると嬉しいなぁ。

 そして、その子の人生がより明るくなるキッカケとなってくれたなら、、、更に感激だなと思うのです。

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