生命保険は相続で効果を発揮します。
こんなことを言うと、「うちは関係ないよ~」とよく言われます。
でも、実際に相続で揉めるのは相続財産が1000万円以下が33%で第二位です。
第一位は、5000万円以下で44%です。
(三菱UFJ不動産販売より引用)
つまり、相続財産5000万円以下のご家庭が75%、四件に三件の割合です。
他人事ではないように思えてきます。
相続で揉めるのは、相続税だけではないんですね。分配で揉めるのです。
しかも分配は「民法」の分野であり、「税法」とは異なります。
民法で分配し、税法に基づいて税率や税金が決まります。民法の分配で揉めるそうですよ。
土地なんかを相続した場合、相続税は払わなきゃいけないけれど、物納は基本的に認められません。相続税だけ払わなきゃ、みたいなケースはどれだけでもあります。
「相続税をゼロにする生命保険活用術」を書かれたGTACさんも本書の中でこう述べています。
『「税金を支払う」、「評価を下げる」、「財産を分ける」に対応できるのは生命保険だけ』
致死率100%なのが人間です。いつか必ず、天寿を全うする日がやってきます。
相続税が発生しなくても、「相続」は100%発生します。
そんな時、「争族」ではなく、調和のとれた「相続」となるような保険設計となったら、将来の不安は必ず軽減することでしょう。
生命保険は使い方次第では、自分の中にある他者愛も満たし、損得勘定も満たせる、ハートフルな金融商品だなと改めて感じました。
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