高額療養費制度について、再確認したいと思います。
下記の情報は、2022年現在のものです。今後、少子高齢化が進み、日本の一般会計の予算が悪化した場合、変化することも十分に考えられます。
あくまで、「2022年現在」とお考え下さいませ!
高額療養費とは
私たちが病気やケガで医療機関にかかった時、健康保険証を提示すれば自己負担額は小学生から70歳未満の場合は、原則3割負担で済みますよね。
非常に有難い制度ではありますが、とはいえ、例えば医療費が100万円を超えてしまった場合、3割と言えども、30万円という金額になり非常に高額です。
三大疾病に罹患した場合は100万円で済まないケースも多々あります。
そんな時に、更なる自己負担額を軽減してくれる社会保障制度がこの「高額療養費制度」です。
高額療養費制度では、1ヵ月に支払う医療費が下記の自己負担額を超えた場合に、その差額分が払い戻されます。
1つの医療機関であっても、医科と歯科、入院と外来は分けて計算されます。なお、70歳以上であればこの分類はなく、全て合算で計算されます。
計算式は、下記の通りです。(価格.comより引用)
計算式はちょっとややこしいですが、ご覧の通りです。


なお、高額療養費制度は、事前申請をされないと「いったん自己負担して、後から払い戻し」となります。
事前に、ご自身が加入されている保険組合で「限度額適用認定証」を受けて頂ければ最初から軽減された医療費にて支払うことができます。
急な外来以外の時は、事前申請されることをお勧めします。
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