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気味の悪いマネーセミナー、流行ってますね~。

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2019年6月に麻生副総理が「老後資金は2000万円ほど足りない。自助努力で頑張ってくれ。」といった主旨の発言が物議をかもしたことを覚えていらっしゃる方は多いと思います。

TV嫌いの私ですから、TVの映像はハッキリとは見ていませんが、彼がどういった背景でどんな言葉を発言したのかはしっかりと把握しています。

政治家が「富の再分配」を放棄した歴史的瞬間ですからね。

私は保険のコンサルを本業としていますから、老後資金が公的な保障だけでは足りないことくらいは当然のこととして認識していましたし、もう国家に頼れる時代の終焉は近づいていることは日々の生活からも肌で感じ取っています。

保険屋特有の「だから年金を自分で貯めましょうトーク」だと思われるのも嫌なのですが、この世界に類を見ない大重税国家である日本で心豊かに生活していくためには「頼れるのは自分だ」という必要最低限の認識は不可欠でしょう。

トヨタの社長が終身雇用を否定し、大手銀行が数万人単位のリストラを行う時代です。

今後はどんどん、会社にも頼れなくなってくるでしょう。

日本人の一人一人が、正しく役に立つ情報を取捨選択し、生きていく力を養っていかなくてはなりません。

そういった考え方を持つことは非常に大切なことだと私は思っていますし、日本人の一人一人が程度の差こそあれ日々感じていることと思います。

その日本人の不安な心理を解決すべく、巷ではマネーセミナーが大流行りしています。

フリーペーパーを開けば「〇〇のためのマネーセミナー」と題したイベントが告知され、ネットを検索すれば日本の至る所でこの種のマネーセミナーが開催されています。

これらの主催は大抵、保険セールスだったりファイナンシャルプランナーだったりします。

だから彼らがどのような内容を伝えているのかは、ほとんど理解しているのですが・・・、

「うわ~、無責任なことばっかり話してるなぁ。後々問題にならないのだろうか・・・。」と少々心配になっています。

というのも、いわゆるマネーセミナーというのは、簡潔に言ってしまえば「資産運用しましょう。投資をしましょう。」というものがほとんど。

私自身、資産運用や投資については否定の立場ではありませんし、むしろ賛成しています。

投資哲学の書かれた本を何冊も読みましたし、オーディオブックを聴いて勉強したこともありますし、実践もしています。

お金にまつわるリテラシーが高くなればなるほど、銀行口座に資金を集中させることの危険性が理解できてくるものです。

そんな私でも、巷のマネーセミナーには違和感しか感じないのです。

いえ、正しく言えば、私は巷のマネーセミナーで伝えられる情報に違和感を感じたから、資産運用について勉強したとも言えます。

マネーセミナーに参加されたことのある方はご存知だと思いますが、マネーセミナーでの内容を簡単に説明すると・・・、

1.老後資金がいかに不足しているかについての説明

2.銀行預金の金利がいかに低いかを説明

3.お金を貯めるコツは”金利の力”を借りること(高金利の商品で運用しましょう)と伝える

4.金利が高い金融商品に投資すると、資金がいかに増えるかを説明

5.投資の怖さを払拭(ドルコスト平均法・分散など)

ザックリ言えば、こんな感じでしょう。

私が初めてマネーセミナーを聞いた時に感じた違和感は、3~5の三つ。

だって、さも、金利が高い金融商品が実在し、投資をすればその金利による効果を誰でも享受でき、その結果としてお金がものすご~~~く増えるような”印象”ばかり伝えるんですよ。

そんな印象ばかり伝えられたら、「そんなうまい話あるの?うさんくさ~・・・。」と思ってしまうのは私だけなのでしょうか。

私の違和感は知識からくるものではなく、”常識”からくるものでした。

だって株に投資すれば、株価の上下によって資産も変動するのは当たり前のこと。

この常識からくる違和感を解決すべく、本を読み、オーディオブックを聴き、正しいことを伝えていそうな人のブログ記事などを読み漁りました。

その結果、巷のマネーセミナーが与える”印象”は、と~~っても危険!ということが判明したのです。

ここが少々曲者なのですが、マネーセミナーを主催する人達は、間違ったことは言っていませんし、嘘もついていません。

例えば高金利(たとえば5%)の金融商品に資金を投じれば、お金が銀行預金とは比較にならないほど増えることはまぎれもない”事実”であり、一切嘘はついていません。

しかし、実際問題として、例えば5%の固定金利の金融商品が実在するのかというと・・・、ないのですよ。

当たり前ですが、そんな商品があれば、日本全国誰でも知っているはずですし、銀行にお金を預ける人なんていなくなっちゃいますから。

つまり高金利の金融商品に資産を投じることにより、いかにお金が増えるのかの説明は事実であり、さもそのような高金利金融商品が存在するかのように錯覚をさせてしまうことが”印象”だということ。

また、投資に対する拒否感・恐怖を払拭させるための「プロっぽいテクニック(ドルコスト平均法や分散など)」を説明されるのですが、投資に高い利回りが確定されているのなら本来そんな説明をする必要だってないはずです。

こういったテクニックがマネーセミナーには散りばめられているのですよ。

しかしながら、冒頭でも申した通り、私は投資は賛成の立場です。

ただ、”誰でも”、”投資さえすれば”、”お金が増える”という印象を与えるマネーセミナーに警鐘を鳴らしているのです。

投資は資産形成の一つの手段でしかありません。

その手段を選択するかしないかは、その手段について吟味し、自分自身の人生観やお金の向き合い方と照らし合わせて決めればいいだけのことなのです。

当人の事情や性格、人生観や価値観、そんなものを一切考慮せずに投資という言葉が繰り返されるマネーセミナーには本当に嫌気がさしてしまいます。

投資をすれば誰でもお金が増えると錯覚した人が、リスク性の金融商品に資金を投じ、増えれば結果オーライかもしれませんが、減っちゃった場合はどう思うのでしょうね。

同じ”減る”という結果だったとしても、自分で考えて日々メンテナンスをしながら投資をしていた人と、何も考えずに言われたままに投資を行った人では、ショックの度合いは全く違うでしょう。

何も考えずに始めてしまった人は増える前提で投資を始めていますから、「騙された!」と思うかもしれませんね。

この大流行りのマネーセミナーによって、近い将来に大問題が起きるのではないかと心配でなりません。

人生は誰と出会うかによって、善くも悪くも大きく変わります。

せめてこの記事を読んで下さったあなたには、違和感バリバリのマネーセミナー講師が言うことを”そのまま”受け取らずにすむことを願っています。

※この記事は、リスク性商品に投資をすることによって資産が”減る”、”損をする”と断定しているわけではなく、その販売姿勢に異議を唱えているだけですのでこれを見た保険セールス及びFPさんは根拠のないクレームはお控えください。

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