実質賃金と教育費

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先日、インターネットでこんなニュースを見ました。

ちなみに私はTVを全く見ない(家にもTVはありません)ので、情報の収集源はインターネットか本のみです。

今のTVなんて、事実を曲げて報道するし、大切なことはニュースで報道しないしで、見る価値はありません。

TVのニュースのみで情報を仕入れていたら、真実なんて全く見えてきませんからね。

私が見たニュースもその典型です。

「日銀の緩和継続 官邸と歩調」

日銀のトップ、黒田総裁は6年前に金融緩和政策を発表し、物価2%上昇を目指すと宣言しました。

これ、どういうことかというと、

お金をジャブジャブ刷るから、たくさんお金借りてね~。

そしたらみんなモノをたくさん買うでしょ~。

そうすれば、経済が回って物価も上がって、給料も上がるよね~。

と言いたいそうです。

その結果、国債を刷りまくって、大企業の株価を買いまくったわけです。

確かに、今の日本の株価だけ見ると安倍政権発足前に比べれば、軽く倍以上になっています。

安倍政権は、「株価を見ろ、景気が上がっているじゃないか」て言いますが、嘘っぱちです。

日銀が大量に株を買っているだけなんですよ。

一言でいえば、官製相場です。

政府が操っているだけなんですよ。

そもそも日銀と政府というのは独立した機関ですから、こんなことはあってはならないんですけどね。

だから今の日本の景気というのは、完全なる見掛け倒しなのです。

企業の成績とともに株価が連動しているわけではありませんからね。

そしてアベノミクスで恩恵を受けた数少ない1%の大企業はその利益を社員にはほとんど還元していません。

企業がもうかれば蜜が滴るように労働者に落ちてくる効果(トリクルダウン)なんてものも幻想です。

日本企業の内部留保はたまりにたまって、400兆円も突破しています。

2012年で267兆円でしたから、安倍政権以降100兆円以上のお金が内部留保されているのが実情です。

これだけのお金があるにも関わらず、世の中では派遣社員の問題が起きているんですよ。

利益が社員に還元される社会になっていない証拠です。

そもそも15年以上前にノーベル経済学賞のスティグリッツが、この「トリクルダウン」理論が破たんしていることを指摘しています。

要は失敗なんです。

その中での黒田総裁の「金融緩和継続」ですよ。

これからも1%の人間だけが潤い、99%の我ら一般人には辛酸をなめさせる政策を続けますよ~と言っているのです。

彼らも大きい声ではそんなことは言いませんけどね。

「アベノミクスは道半ば」とかなんとか言って、国民を騙すことしか考えていませんから。

当然私たち一般庶民にも余波はしっかりと来ていますよ。

それは、実質賃金です。

実質賃金とは物価上昇率を加味した賃金の事です。

例えば、給料が5%上昇したとしても、物価も5%上昇していたら、使えるお金は全く変わりませんよね。

逆に給料が5%上昇したとしても、物価が10%上昇していたら、使えるお金は減る訳ですから実質賃金は下がっていることになります。

こちらをご覧ください。

厚生労働省が発表したデータに基づいたグラフです。(右端の切れている数字は2017です)

ご覧のとおり、下落し続けています。

安倍政権発足前から下がっているじゃん、ていう指摘は的外れですからね。

国債をジャンジャン刷って官製相場まで作り上げて嘘の株式市場を作り上げ、一部の大企業だけが儲かる仕組みを作り社員には還元しないようにさせ、派遣社員の人数もバンバン増やし、国の借金を何百兆円も膨らませた安倍政権の目指す「景気回復」がこういう結果しか招いていないという事実なのですから。

つまり、1世帯あたりに使えるお金がどんどん減っているのです。

私も一人暮らしを数年ぶりに再開しましたが、スーパー行ってもガソリンスタンド行っても、値段は確実に上がっていますしね。

そして、今日のメインテーマはここです。

実質賃金は下がり続ける一方にも関わらず、教育費は如実に上昇し続けています。

特に大学にかかる費用なんて、一目瞭然ですよ。

この図は文部科学省のHPにも記載されている、大学別の授業料をグラフにしたものですのでご覧ください。

国立大学も私立大学も年々上昇しているでしょう。

国立大学ですら、上昇し続けています。

ここから分かることは、次の事実です。

実質賃金が下がり続けているが、教育費は上昇し続けている。

収入に占める教育費の割合が年々増加の一途を辿る。

ということです。

教育格差が社会問題になっているのは、こうした側面があるのです。

お金がないと、子どもを大学に行かせてあげられないのです。

何がアベノミクスは道半ばだよ!

どれだけ国民を苦しめれば気が済むんだよ!!!

つまり、これからの日本では、収入源の確保と無駄な出費の削減が急務になってくるのです。

この2つに早急に取り組まないと、自分自身もそして大切な子どもも望む生活を送ることができなくなってしまうのです。

私は怒る保険屋ですから、このようなニュースを見ると腹が立って仕方ありません。

念のため言っておきますが、こんな時代に超低金利な銀行にお金入れてちゃダメですからね。

国が全く信用ならない今、正しい情報を取得し、本当の意味で自分自身でお金を管理する必要があるそんな時代なのです。

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こんにちは。 生命保険見直しクリニック 院長の西友樹(にし ゆうき)と申します。 当院は、あなたの生命保険を治療し、無駄な保険料を2000万円削減致します。 浮いたお金は、ご家族の楽しみや幸せの量を増やすためにご活用ください。