【住宅ローン】繰上返済をした場合・・・

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ーはじめにー

私は賃貸に住んでおり、そもそも独身で住宅ローンを組んだ経験すらない未熟者ですので「体験に基づいたお話」はお伝えできません。

とは言え、「住宅費」は人生三大支出の一つですから、良識ある専門家が書いている本を引用しながら、役立つ知識・情報をご案内します。

参照:「長期固定に繰り上げ返済はトクしない!?住宅ローンの新常識」池上秀司(下記はコピペではなく、表現を一部変えています)

※一連の記事はあくまで「参考資料」です。こちらで責任は負えませんので、相談は信頼できる専門家にご依頼くださいね!

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低金利の恩恵を受けて、繰り上げ返済する威力をご紹介します。

ここでは説明を分かり易くするために、借入額4000万円を3年固定ローン(1.1%)とフラット35(金利3.3%)を利用した場合の3年経過時点の借入残高などを比較します。

数字はこの本と全く同じものを引用していますので、2022年現在とは違いますが、「考え方」には一切影響はありません。

ここでまず着目すべきは

①3年固定の方が、3年間の支払いが約165万円少ない

②3年固定の方が支払額が少ないのに、借入残高まで約94万円減っている

一般的な解説では「3年後金利が上がります」という点は強調されますが、これらの差額は見落とされがちです。

もし、長期固定の返済能力があるのならば、3年固定で借りてその差額の約4.5万円を3年後に繰り上げ返済をするとどうなるでしょう?

その場合の借入残高は、

3714万円2045円ー165万3372円=3548万8673円

フラット35と比較して、その借入残高の差額は259万4922円です!

もちろんフラット35で借りた場合には、金利変動の「心配」が要りませんからこれの良し悪しをお伝えするものではありません。

逆に言えば、この259万円を「金利上昇の影響を減らす安心料」と考える手もあるでしょう、と池上氏はおっしゃっています。

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住宅ローンを考えるヒントを幾つか載せていきますので、興味のある方は、ご参照ください♪

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金融の実務を通じて人格を磨き、国家の中堅人財であることを自覚し、「物心ともに調和のとれた社会育成」のお手伝いをさせていただきます。