人がアクセルを踏める、本当の理由

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僕は金融保険営業という仕事を通して、2人の大尊敬する金融マンと出会いました。彼ら2人は、知識だけでなく、倫理観・道徳観に基づいた考え方をしっかり持っておられます。

二人からは「リスク管理」の真の意味を常に身体で教えていただきました。

【資産防衛】自分たちの家系図を見て、つみたてNISAをやめた方もいますでご紹介したケースもそうでした。

人が多くの時間を犠牲にして一生懸命に労働して得たお金は、時として、非情な形で自分たちの近くから去っていくことがあります。

税金はもはや、国家権力ですから、無防備な一般市民では勝てません!ちゃんとガードしておかないと。

世界初、ノーロードのインデックスファンド「バンガード」の創始者であるジョンCボーグルも、彼の著書「インデックスファンドの時代」でこのように述べておられます。

「自分たちの投資判断が税金に及ぼす影響について、時間を費やすポートフォリオ・マネージャーはほとんどいない。」と。

つみたてNISAもiDeCoも仮想通貨も不動産も生命保険も全部、税金が常について回ります。

増やす作業も楽しいですが、常に防衛する意識も必要不可欠だと教わってきました。

「西くん、人はなんで車のアクセル踏めるか知ってる?それはね、車にはブレーキがあるからなんだよ。ブレーキがないと怖くてアクセルなんて踏めないもんね。みんな、ブレーキのこと、忘れちゃっているけれどね。人生も、お金も一緒だよ。お客さんにブレーキの無い暴走する車を与えちゃいけないよ。」

たくさんいただいてきたご指導の中でも、強く印象に残っている言葉です。ちょっとセンチメンタルで詩的な表現ですが。(笑)

人生のアクセルを踏むお手伝いをさせて頂く為にも、ブレーキの大切さも伝えられる、道徳観を備えた先輩金融マンに近づくためにもより一層努力いたします!

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金融の実務を通じて人格を磨き、国家の中堅人財であることを自覚し、「物心ともに調和のとれた社会育成」のお手伝いをさせていただきます。