親が子に与える影響

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私と会ったことのある方はご存知だと思いますが、私は結構オシャベリな人間です。
高校生の時は、隣の、さらに隣のクラスの友人に、「うるさい!」と叱られたことがあるくらいですし。(笑)

どうも私の笑い声、特に高笑いの声は響くみたいなんですよね~。
楽しいことや面白いことに遭遇すると、「あっはっはっは!」と笑っています。

授業と授業の合間とか、なかなかの音量だったんだと思います。

だからといって、あくまで「声が大きい」ということであって、「空気が読めない」訳ではありませんよ。
そもそも、ある程度空気が読める人間でないと、自分でセミナーを開いて人さまの前でお話するなんてできません。

ある程度台本はありますが、その場の雰囲気を見て多少の緩急をつけないと、だらけてしまいますからね。

ただね、これ自分でもわからないんですけれど、文章を書くとどうしても固くなっちゃうんですよ。
過去に書いた自分の記事を読んでも思います。

「多分、普段の自分と違うイメージを持たれちゃうんだろうなぁ~」って。

・・・とそれは置いておいて、私、ある程度仲良くなって私の人となりをそれなりに知ってもらった後に言うと、驚かれることがあるんです。
この前も、職場の人と話していて、家族の話題になったので言ってみました。

「ボク、実家に帰っても親と全然話さないんです。それどころかボクの親、たぶん、ボクの笑い声を10回聞いたことがないと思います。」

これを言うと、なかなかビックリされちゃいます。
まあ、客観的に見ても、自分みたいにオシャベリな人間が、家では無口だなんて思わないだろうな~とも思いますしね(笑)

これ、念のために書いておきますけど、親にいじめられたとか虐待を受けたとかは一っっ切ありません。
むしろ、愛情をたくさん注いでもらった実感はあります。

私が高校生の時なんて、母親は毎朝5時に起きて、当時中学生だった妹以外の全員の弁当を作ってくれてました。
県外私立大学(しかも理系)にも、何も文句を言わず進学させてくれました。

でもね、どうしても仲良くなれなかったんです。
なぜか親に心を開くことができませんでした。

親からLINEが来ても、今でも基本は、「です、ます」口調で返事をする私からすれば、いわゆる友達親子なんて別世界!

塾講師をしていた時に生徒が、塾まで迎えに来てくれた親に対して(しかも22時とかですよ)、「おそーい!」と言っているのをみて、度肝抜かれましたもん。
「親に対して、そんなこと言うたら、アカーン!」って心で叫んでいました。(笑)

でもね、年を重ねるうちに、自分みたいな家族関係って少ないな(私の周りでは)って思ったんです。
例えば友達が親と喋っているところや、生徒が親と喋っているところを見ると、楽しげなんですよ。

もちろん仲がそこまで良好ではない親子関係の人もいましたけれど、それなら理由は分かります。
仲が悪ければ喋りたくないでしょう。
それが良い悪いは別にして、理屈というか筋は通っているじゃないですか。

でもね、私は両親と仲が悪いわけではないんです。
大きな喧嘩をして、それを機に喋らなくなったとかでもないんです。

物ごころついたころには、ほとんど話していませんでした。
学校から帰ってきても、基本は部屋にこもっていましたし。

本来はそんな籠るタイプの人間でもないので、学校では楽しいことや面白ことがあるとどうしても高笑いしちゃってたんでしょうね。

家ではそんな状態とは知らない先生は、当時二者面談で、「ニシ君は、学校でもムードメーカー的存在で~、うんぬんかんぬん」という話を聞いて、「ウチの子、学校ではそんな感じなの!?」とビックリしてたそうです。

・・・というのを、親からではなく、クラスメイトから聞いたくらいです。

私の母親が、その話をママ友であるクラスメイトのお母さんに言ったらしく、そこから周り周って私の耳入ってきました。

いや~、重症ですね。(笑)

今でこそ、こうやって笑いながら話せるようにはなってきましたけれど、前までは結構悩んでいました。
悩んでいたというか、不思議でしょうがなかったんです。

親に対して恨みといった感情は一切ないし、親も素晴らしい人間にも関わらず、なぜ素直に話すことができないんだろうって。
理由が分からなさ過ぎて、自分のことを”思春期の延長戦”と呼んでいました。

それが、子育て診断士という資格を取るために、心理学と統計学に基づいた行動パターン分析を学んでからようやく分かりました。

行動パターン分析とは、人が生まれながらに持つ「意思決定要因」と「対人対応の仕方」を分析するものです。
もちろんその後の人付き合いや周囲の環境によって性格は築かれていきますが、「生まれながらに持つ(生得的な)要因」は変わらないというのが、この行動パターン分析が取る立場です。


これを学ぶと、人が物事を決めるときに何を軸にするのか、どのようなプロセスで行動を起こすのか、人付き合いでは何を大事にするのか、などなどが分かるんですね。

これを初めて知った時は驚愕でしたよ。
だって、まさに自分自身がどんな人間か言い当てられたようなものでしたから。

細かい話は割愛しますが(セミナーでは詳しくお話しています)、同時に両親のことも分析してみました。

そしたらなんと、僕とまったくソリが合わないタイプだということが判明しました・・・!(苦笑)
ソリが合わないと言ってしまうと、両親に対して失礼ですね。

例えて言うならば、ジャンケンの「グー・チョキ・パー」のような関係です。
どれが強い・弱いじゃないんです。
人と人だって同じですよね。誰が悪いといったことは一切ありません。

でも、「なんかこの人とは、合わないな~」、「この人といると、自分のペースが乱れちゃうな~」ていう人、あなたの周りにもいると思います。

それがうま~いこと重なり合った結果だったと、ようやく分かったんです。

「俺と両親は、そもそも考え方や動き方、何から何まで違う人間だったんだ!」と気づかされました。
それが分かった瞬間ですよ、心がスーッと軽くなったのは。

私もね、心の片隅のどこかにあったんです。
「もしかして、俺のことあんまり好きじゃないんかな」って。

特に子どもの時なんて、自分のことすら分かっていないんですから。

もちろん、今まで私が受けた恩を思い出せば、「そんな訳ない」ってことくらい頭では分かりますよ。
ただ、表面化こそしていませんがどこか心の中でそういう猜疑心のようなものが生まれていたことも事実です。(まだまだ未熟ですよね)

ただ、自分のことが分かり、相手のことが分かった、ただそれだけで心が軽くなったんです。
私の中では、コペルニクス的回転くらいの衝撃でしたよ。

「な~んだ、それだけのことか」ってスッキリしました。
それからは少しずつ両親との会話も増えてきましたしね。

「分かる」ことってとっても大事です。

でね、私が行動パターン分析を学んで子育て診断士になろうと思った主な理由はこのことがキッカケです。

多分、私と同じように悩んでいる人って、今現在もそして未来もいると思うんですよね。
その時に理由が分からないと、迷走しちゃうんです。

人を疑いたくなっちゃうし、自分を信じられなくなってしまう可能性だってあります。

でも、理由が分からないメカニズムはとっても単純で、それは「モノサシ」がないから。
人はこのような行動パターンを持つという「基準」、言い換えれば「モノサシ」がないから、「なんで?」ってなっちゃうんです。


だから私は、今現在私と同じように悩む人や悩む可能性がある人に向かって、この「モノサシ」を発信しようと決めました。

このモノサシを伝えることで、心が軽くなり、前向きに生きていける人が居るんじゃないか。
私の原体験を伝えることが、もしかしたら人の役に立てるかもしれない。
それが私にとっての、過去の禊になるかもしれない。

そう思いました。

親が子に与える影響って大きいですからね~。
子どもは知識もないのでどうしようもありませんが、私たち大人は違います。

知識を得て、考え方を変えるだけで、自分も相手も変わります。
でもその知識もないと、知らないうちに家族間で得体のしれない不和が生まれてしまうこともあるでしょう。

よりよい家族間のコミュニケーション(もちろん、家族関係だけじゃないですよ!)のお役に立てたなら、これほど嬉しいことはないなと思い、今はセミナーを開いています。

・・・久しぶりに記事を書いたら、いつもの1.5倍くらいの文字量になっちゃいました。
ここまで読んで下さった希少な方々、ありがとうございました!

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