他人との比較の人生は、フラストレーションを生む

Pocket

その昔(第二次大戦敗戦後)、日本はとても貧しい国でした。
敗戦処理に追われ、日々の生活を送るのもやっとやっとのことでした。

しかし、そんな中からも勇気のあるそして力のある人たちが自分たちで会社を興し、経済を立て直していきました。
朝鮮戦争の特需により、日本の景気も一気に上がっていこうとしていました。

敗戦という想像を絶する苦難を乗り越えた当時の人のパワーはそれこそ半端ないもので、たくさんのモノを作り上げたんですね。

モノづくり大国日本という呼び名がついたのも、そのころからでしょう。

そして当時、日本の豊かさや憧れの象徴として3種の神器と呼ばれる商品が存在しました。
それらはクーラー、洗濯機、白黒テレビでした。

これらを持つことが、豊かな生活としての証であり、そして豊かな生活を手に入れることへの羨望ともなっていたのです。
「絶対豊かな生活を手にしてやる!!!」という強い気持ちを駆り立てたんです。

そして日本の起業家たちは、たくさんのものを作り、販売し、国を豊かにしてきました。

しかし、ここである誤算が起きます。
ほとんどの日本人がそれらを当たり前に持つようになってしまったので、売る相手がいなくなってしまったのです。

持っていたら買わない、当たり前の話ですよね。
家に洗濯機を2つなんて、持たないですよね。

そこで国が何を考えたのかというと、核家族化に代表される家族形態の形骸化です。

どういうことかというと、それまでは3世代世帯(おじいちゃんから孫まで)という家族形態で1つの単位だったのを、個人に分散していったのです。

なぜそんなことをしたのかというと、一言で言えば、モノを売るためです。

それまでは例えばテレビは「一家に一台」だったのを、「一人につき一台」に変えてしまえば、売る相手が増えると考えたんですね。

携帯電話なんてその例の代表ともいえるもので、一家に一台の家庭用の電話が、一人一台の携帯電話(今はスマホ)に変わっていきました。

こうすることで、商品を売る相手がまた増えたというわけです。

そして今や、多くの国民が、あらゆるものを”持つ”時代になってしまいました。

・・・なってしまいました、と書きましたが、これは経済的にはもちろんとっても素晴らしいことなのですが、日本に住む人にはある「不幸」を招いてしまったんですよ。

「持っているのに、”心”が満たされない」という、いわば人間の感情です。

持っていないときは持つことに憧れや目標を抱き、夢をもって生活できるのですが、それらを全部持ってしまうと夢を持って生きられなくなってしまったんです。

携帯電話もテレビもパソコンもクーラーも衣服もゲームも音楽プレーヤーも、み~んな持ってしまったんですよ。
つまり、世の中の豊かさが、見せかけだけのファッション的なものだけが豊かになってしまったんです。

しかし、それはどうしても他人のファッションとの比較の人生となります。
そして比較の人生は必ずフラストレーションが生じます。


欲求不満というやつです。

小学校のころを思い出しても、私自身そうでした。
「俺より格好いい筆箱を持ってる!」とか、「俺より大きい家に住んでる!」とか。
どちらも自分で稼いだお金で買ったものではない子どもの私でさえも、他人と比較をしてしまい、欲求不満が生まれていました。

筆箱も家もない私がその欲求不満を感じるならまだしも、どちらもちゃんと持っていましたからね。
持っていたにもかかわらず、そんな感情を抱いてしまっていたのです。

そしてこれは子どもだけが陥っている不幸ではなく、現代のたくさんのオトナもこの不幸の餌食になってしまっています。
だから、自分が本当に何を求めているのかが分からなくなり、自分探しの旅に出る人も出てきたりしましたよね。

他人との比較でしか、自分の幸せを測れなくなってしまったんです。

これほど辛いことってないと思いますよ、ホントに。

私が人と違うことをすることに喜びを覚え、そのことによって人生が楽しくなっているのは、他人と比較することがとっても少ないからです。

だから私は、運動音痴でも、絵がめちゃくちゃヘタでも、男前でなくても、友達が少なくても、比較をしないから全くフラストレーションが生じないのです。
(子どものころは、フラストレーションの塊でしたけど(笑))

その代り、自分が本当に好きな、読書や音楽・お笑い鑑賞や、仕事や、本当に仲の良い友達と出会うことができました。
これらは他人との比較なんかではなく、自分が本当に好きなものなので、自信をもって好きと言えます。

金曜や土曜の夜に家で一人で居たって、まったく辛くありません。
「今頃はみんな友達と飲みに出てるんだろうなぁ~」なんて羨ましがることもありませんし、なんなら本当に好きなことに時間を使えるのでとても幸せです。

このHPの主旨でもある「みんなと同じことをしていると損をする!」というのは、なにもお金のことだけじゃないんです。
心の豊かさも含めての話なんです。


自分が本当に好きなこと、自分にとって本当に有益なこと、そして自分の大切な人を本当に大切にしてあげること、それらを得るためには、周囲と同じことをやってても難しいんですよ。

でもね、そこから一歩抜け出すと、人生がとっても楽しくなり豊かなものになります。
本当に良いものを見つけることができますし、人にも優しくしてあげられます。

それに一歩抜け出すと言っても、難しいことではありません。

みんなはこう言っているけど、本当はどうなんだろう?って疑ってみる習慣をつけるだけでいいんです。

例えばいま、糖質制限ダイエットに注目が寄せ集まっていたりしますが、あれって実はめちゃくちゃ不健康なダイエットですからね。
適度な量であれば、糖質は取って良いんですよ。

ダイエットに大事なのは、糖質を抜くことではなく、自分の新陳代謝に合わせて接種すべきカロリーを計算して、その通りに実践することです。
その計算もグーグル先生に聞けば出てきます。

常識をちょっと疑ってみる、この積み重ねがあなたの人生をとっても豊かにしてくれるのです!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

セミナー開催

メルマガ「楽しく勉強させるコツ」

♦中学数学を正しく解く手順♦

無料で進呈します

ページ上部へ戻る