「勉強する理由」ではなく、「勉強しなくちゃいけない理由」(その1)

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私が書いたこの冊子も出来上がり、少しずつですがお求めいただけるようになってきました。
ですから今日は、なぜ私がこの本を書くに至ったのかについて、その想いみたいなものを書きます。

「なんで勉強しなくちゃいけないの・・・?」
この言葉、子を持つ親ならみな一度は聞かれたことあるんじゃないかなぁと思います。

聞かれたことない人でも、自分自身が子どもの時にこのギモンを持ったことある人って沢山いると思います。
かくいう私もその一人です。

塾講師時代は何度も何度も生徒からこの質問されましたし、私が子どものころも疑問に思っていましたよ。

なぜ勉強しなくちゃいけないのか、その理由が分かったのも、大人になってからです。

私の場合、「勉強する理由」はめちゃめちゃシンプルでしたよ。
それは、勉強がとっても面白かったから。

いわゆるがり勉だったわけでもありませんが、学ぶ面白さを分かっていたからこそ、大学生になってからもいろんな勉強を続けていました。

高校生まで一生懸命勉強していたのに、大学生になった瞬間に学業を放棄しちゃって遊びほうけちゃう人っていうのは、「学ぶことの面白さ」を知らなかった人でしょうね。
この面白さを教えられないっていうのは、学校教育における大きな問題点だとは思います。


私の場合は運良く高校時代に出会った天才数学教師に「数学の魅力」をた~~~っぷり教わりましたから、そんなことにはなりませんでしたけれどね。
そもそも、みんなが辛そうにしていた高3の受験期ですら、辛かったとか努力したとかいう意識は一切ありません。

楽しみながら毎日過ごしていました。
「お前たちは本当に楽しそうにしてるねぇ」と先生にもよく言われたものです。

まぁ、学校の授業をほとんど無視していた私にとって、学校は勉強するところよりも遊ぶところでしたからね。
勉強は放課後か家でやるものだと思っていましたし。

だからね、子どもが勉強しない理由っていうのはとってもシンプルなのです。
それは、勉強する面白さを全く分かっていないから。

将来のことを考えていないとかそういうことじゃないんですよ。
そもそも、たかだか十数年しか生きていなくて、学校と家の二つの世界しか知らない子どもが、「将来」のことなんて考えられるわけないんです。
考えるための「ソフト」がインストールされていないわけですから。

単純に、勉強が面白くないだけです。

だってそうでしょう?
勉強がTVやスマホよりも面白かったら、勉強を優先しますよ。

勉強を強制されない大人になった今の私でも、読書中に友達からLINEや電話が来たら、無視することもざらにありますからね。
だって、こっちの方が面白いんだから仕方がありません。

そうそう、余談ですが、この「面白い」っていう表現が子どもには難しいみたいですね。
特に、私は関西で塾講師やっていたので、「勉強ってホンマはおもろいんよ!」と言うと(当時は恥ずかしげもなく関西弁を使っていました)、「オモロイ=笑えること」と勘違いされちゃったこともあります。

もちろん、そういう意味ではありません。
なんていうんですかね、知的好奇心とでもいいましょうか。

自分が知らない、もっと言えば、普通に生きていたら知ることすらなかったことを知る喜びです。

だから私は、初めて英語の授業をする生徒に対してはいつも、
「a と theの違い」について話していました。

み~んな、中学生の時にそれぞれについてこう習うんです。
aは一回目に出てきた名詞、theは二回目に出てきた名詞に使うって。

でも、この解説、全く違うんですよね。
本当に上記の方が合っているとしたら、「Open the door!!」という文章が間違いになってしまいます。

このそれぞれの違いを話してあげると、子どもたちはみんな「へ~!」と目を輝かせて言ってくれます。

「へ~!」これこそが、知的好奇心の入り口ですよね。
子どもたちの「へ~!」を増やしてあげれば、子どもは勉強が面白いと思うものなんです。

普通の授業っていうのは、「へ~!」の数が圧倒的に少ないんですよ。
だからみんな、勉強がツマンナイって思っちゃうんです。

ちなみに上記の違いが気になる方は、以前にも書いたと思うので探してみてください。
もしくはコメントいただければ、解説いたします。

「勉強する理由」はすぐ終わらせるつもりが、長くなっちゃいました。

これも大事なんですがも~~っと大事なのが「勉強しなくちゃいけない理由」です。

これを答えられる大人の人って少ないんですよね。
もちろんこれは、いろんな理由が考えられると思いますし、人によって答えも違うと思います。

ちなみに講師時代は、「人と出会うため」と言っていました。

簡単に言えば、偏差値60の高校と偏差値50の高校に進学した人との決定的な違いは、今後出会う人の幅なんです。
偏差値60の学校に行った人なら、偏差値50~60の人とも出会って会話することもありますが、逆は少ないですから。

たくさんの人と出会うために、勉強するんだよって言っていました。

もちろんこれはこれで合っていると思います。そんな側面もあるとは思いまし、生徒にも理解してもらいやすかったです。
でも、勉強”しなくちゃいけない”とまではならないかなぁ、って感じています。

・・・・書いていたら長くなっちゃったので一旦ここで切ります。
私が考える「勉強しなくちゃいけない理由」は、その2で書きます!!

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