「勉強する理由」ではなく、「勉強しなくちゃいけない理由」(その2)

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さてさて、長らく勉強に関する記事を書いてきましたが、初めてその2を書きます。

「勉強する理由」については触りしか書かないつもりだったのに、書きだしたら止まらなくなっちゃいました。

その1でもお話しましたが、子どもが勉強する理由はいたってシンプルで、「勉強が面白くなったら」です。
勉強の面白さが他の娯楽(TV,ゲーム、スマホ等々)に打ち勝ったとき、子どもは勉強するようになります。

では今から、子どもが「勉強しなくちゃいけない理由」について書きます。

今でしょ!で有名な林修先生の言葉を借りながら、私なりの考えを書きますね。

まずは林先生の言葉の引用から。
~~~
社会において必要な能力はこの2つに限る。
「解決」と「創造」
これは勉強が好きだろうがキライだろうが、これにぶつからないことはないでしょ?
(中略)
学校の勉強の成績が良いとか悪いとかはまあいい。
でも、自分の頭で”考えて”物事を解決したり、”考えて”物事を創りだす能力は、どんな人でも絶対に高くする必要がある!
というのが俺の考えなのよ。
(中略)
だから学歴が無くてもすっごい成功している人っているでしょう?
この能力が高ければやっていけるわけだ。
でも、この能力を高めるためには、勉強はできなくてもいいけど、”考える能力”はたくさん持ってなきゃだめだよ。
ここは譲らんぞ!
~~~
この人は相変わらず、ハッキリと無駄な言葉を排除して喋ってくれるので、すんなり理解できますね。

そう、一言で言っちゃえば、「解決」と「創造」の能力さえ高ければ学歴なんて一切なくたっていいのです。

スポーツ選手やタレント、歌手だって、学歴が高くない人だってゴマンといます。
芸能界だけではなくたって、学歴がなくても自分で会社を興して社長やってる人だってた~~~くさんいますよ。

私の尊敬するスーパーセールスマンの人も、大学名は忘れちゃいましたが、自分で三流大学出身だって言っていました。

みんな、この能力を生まれながらにして、もしくは普段の生活で培っていった人たちなのです。

この話を大前提にして、私が思う「勉強しなくちゃいけない理由」について書きますね。

人間が社会に生きていく上で必要な力は「解決」と「創造」する能力であることには一切異論はありません。

その上で、それぞれの能力ってどうやって培っていけばいいのでしょう?

私は、20歳のころから急激に本を読むようになったんですけど、本を読むようになってから一番感じた事は、
「うわ~、世の中自分が知らないことだらけじゃん!」ってこと。

この経験が積み重なっていくうちに、「自分が知らないだけで、探せば真実は見つかる」ということが徐々に身に染みて分かってきたのです。

例えば営業の仕事がうまく行かなかったときにでも、本を読んだりインターネットで検索をかければ、「正しい営業法」みたいな情報が沢山出てきます。

プレゼンが上手に出来ないときにでも、本と読んだりインターネットで探せば、「上手にプレゼンする方法」なんて情報もたくさん入手できます。

仕事の事だけではありません。
友達関係、頭の使い方、ダイエット方法、料理、モチベーションの上げ方、なんだってそうです。

自分では分からないことでも、探せば正しい答えが見つかったりするものなんです。
特に今の時代はとっても恵まれていますから、海外の著名な人が書いた本が和訳されていて出版されていたりもします。

つまり、世界の第一人者が言っている正しい教えを、一瞬で入手できてしまう時代に私たちは生きているのです。

これ、めちゃめちゃスゴイことだと思いませんか?
普通に生きていたら絶対に出会うことすらない素晴らしい人が一生かけて学んだ正しい知識だったり教えだったりを、その人が書いた本だったりHPを見たりするだけで、瞬時に理解することができてしまうんですよ。

でもね、手を伸ばせば正しい情報を手に入れることができるということを、子どもたちは知らないんです。
前回の記事でも書きましたが、子どもたちにとっては学校と家庭が全てなんです。

私は、幸運にも勉強する面白さを教えてもらい、たくさんの「へ~!」を貰ってきました。
自分の中にもっとたくさんの「へ~!」を蓄積していきたい、という思いから様々なジャンルの勉強もしてきました。

その経験を何年も重ねてようやく、「あ、自分が知っている知識以外に、もっともっと正しいことを言っている人が存在する」ということが分かってきたのです。
そしてそれを探して、正しい知識を得て、その知識を使って自分の頭で「解決」したり「創造」したりする方法を考えるのです。

子どもが勉強しなくちゃいけない理由はここです。
何か問題にぶつかったときに、「正しい方法」を知り、「探す」作業を繰り返す為です。
毎日の勉強とはまさにこの反復です。

「もしかしたらもっとうまくいく方法があるかもしれないから、探してみよう!」
「どうやっていいか全くわからないから、探してみよう!」
この癖をつけることがどれだけ大切なことか!

そしてこの癖をついていない人たちが、自分”だけ”の頭の中で考えて、答えを出して、間違った行動を繰り返すのです!
ちょっと調べれば、正しい情報を教えてくれる人は、世の中にたくさんいるにも関わらず、ですよ。


この癖をつけるためには、世の中には「正しい方法」が存在することをまず知らなくてはいけません。
存在を知るから、探すことができるのです。

私が「中学数学を正しく解く手順」を書いた一番大きな理由もこれです。
もちろん、正しい手順で解き進めれば問題を解くことができる、という「事実」も伝えたいことの一つではあります。

でもそれ以上に、「学校の先生の授業だけ聞いてたら分からなかったけど、正しいこと言っている人もいるんだなぁ」ということを、まずは自分の体で体感してほしかったのです。

そしてこの本を読んでくれた子どもがいつか他の困難に出会った時に、「なにか正しい方法はないかなぁ」って探してくれるような大人になってくれたなら、この上ない喜びですよね。

どんな分野であれ、一生をかけて正しい情報を導き出してくれた人が居て、その情報が簡単に手に入るんですから、その情報を取りに行かないなんて本当にもったいないですよ。
その情報を取って真似ちゃえばいいんですから。

そもそも「学ぶ」の語源は「真似ぶ」ですからね。
みんな真似る対象を間違ってるんですよ。
真似るんなら、本物を真似ないといけません。
偽物なんて真似ていたら、自分が失敗するだけです。

いいですか、世の中には何事に対しても「正しい方法なり手順」が存在するんです。(もちろん数学の問題を解くときにもあります)
しかし、それを知らない人が多すぎる!

まずはその、「正しい方法や手順」そのものの存在を知ること!
それが全てのスタートなのだと心から思うのです。

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